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非侵襲的人工呼吸器(NPPV)専用機の増設

2012年6月15日

生命維持管理装置一つに、人工呼吸器があります。従来の人工呼吸療法は、挿管チューブ(喉にチューブを挿入する)を用いて行う方法ですが、NPPVは挿管チューブを用いず専用のマスクを口にあてて、呼吸をサポートする機械なので、「非侵襲的」と言われています。

NPPVの利点

  • ・マスクを外して、飲食・会話ができる。
  • ・挿管チューブを用いないため、鎮静・鎮痛薬が少量で済み、人工呼吸器に関連した肺炎
    (人工呼吸器関連肺炎:VAP)を予防することができる。

NPPVの禁忌

  • ・意識がなく、重症な患者さんには使用できない。
  • ・嘔吐・吐血のリスクのある患者さんには使用できない。

当院では、NPPV専用器(フィリップス レスピロニクス社製)が1台でしたが、2011年3月に8台を購入し、全9台で可動しております。

NPPV可動状況の変化

  • ・集中治療室においてNPPV管理を行った症例数。
    (人工呼吸管理症例数 2010年:約180例  2011年:約181例)

2010年:約26例   2011年:約64例

と、台数を増設することによって症例数も増えています。

臨床工学技士として、NPPV専用機が安全に使用できるように「保守・管理、物品の整理、勉強会」をし、安全性の向上につなげていければと思っております。

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