放射線治療科

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肺癌に対する体幹部定位照射について

2013年2月 1日

癌に対する治療というと、殆どの人は、手術を考えると思います。早期肺癌に対する成績は、放射線治療は手術にとても及ばなかった、といっても過言ではありません。しかし、2000年にかかろうとするとき、新たな治療法が開発されました。いわゆるピンポイント照射(体幹部定位照射)です。
肺癌の治療にあたっては、腫瘍の呼吸による移動が問題になります(要するに的になる腫瘍の位置が動かないで欲しいわけです)。このために我々はアブチェスという装置を使用し、胸・腹の勾配がいつも同じになるように呼吸停止させます。
また、姿勢を固定させる対策として、その患者様の体にあわせた形になるように、クッションを真空にして体を固定します。
このような、努力により腫瘍のずれは5mm以内になります。(図1)

▲図1

あとは、放射線の線量が的(腫瘍)以外では分散するように、多方向(8方向以上)から、放射線をうちこみます。(図2)

▲図2

基本的には、1回に通常の放射線線量の6倍量を4回(4日)かけることにより腫瘍は消失します。(図3)

▲図3

副作用としては肺炎などがありますが、線量が的(腫瘍)以外では分散しているため、基本的には軽度ですみます。成績としては手術可能症例では3cm以下では90%、3-5cmでは84%の5年生存が得られます。
対象となる症例は、肺癌では転移のない5cm以下の原発性・転移性肺癌です。(他、肝臓癌に対しても施行されます)。ただ、呼吸が一定に止められない患者様がまれにおられますが、この場合定位照射ができないこともあります。

手術では治療しにくい部位の病変や、合併症・高齢のため手術困難な方も治療対象となりますので、お気軽にご相談下さい。

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