脳神経外科

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当科の手術内容について

2013年1月 1日

脳神経外科が日ごろ行っている手術についてお話したいと思います。

手術室は密室で行われているので、外科医はどんなことをしているのだろう・・・と興味を持たれる方も多いと思います。
脳神経外科ではくも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などの疾患に対して開頭手術を行い、頭蓋内の病変に対して顕微鏡を使用して正常な脳を損傷しないように10~20倍に拡大して精密な手術を心掛けています。

さて、開頭と一言ですませましたが、実はなかなか大変です。全身麻酔をかけて、頭をしっかりと図1のように固定します。雑菌が入り込まないように清潔環境の準備をすすめているのが図2です。それから頭部にメスをいれます。最近は美容的にも配慮し、髪をあまり切らないようにしています。(以前は丸坊主があたりまえでした)
切開部分を広げると骨が露出されます。数か所にクラニオトームという器械(図3)で孔をあけ、特殊な鋸で骨をきり、はずします。


図1

図2

図3

脳の構造は皮膚、筋肉、頭蓋骨、そして脳を覆う硬膜、そして脳があります。
骨を開けた後ははさみで硬膜(図5矢印)を切開し、脳を露出させます。
脳は小さな血管で栄養されており、それらの血管を障害することで麻痺や言語障害が簡単に生じてしまいます。また、脳神経は非常に弱く、切断しなくとも少し引っ張るだけでも機能障害をきたすやっかいな構造をしています。それらの血管・神経を損傷せずに目的の動脈瘤を処置したり、腫瘍を切除したりするためには高倍率で明るい視野を確保する顕微鏡が必要です(図4)。
非常に高価な器械で家が買えそうです!


図4

図5

図6

顕微鏡をのぞきながら脳深部にはいっていくのですが、脳はくも膜という比較的強い膜によって覆われています。図6に顕微鏡でのぞいた脳深部の様子を示します。図7のはさみを使い分けてくも膜を剥離し、正常脳を傷つけず、脳の隙間を利用して手術するわけです。非常に高い集中力と習熟した技能が要求されます。
手術操作が終わったら骨を戻して、図8のようにチタン製の器具で骨を固定します。
次に皮膚を縫合して手術は終了です(図9)。


図7

図8

図9

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