心臓血管外科

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近年の大動脈瘤の治療(特にステントグラフト内挿術;TEVAR・EVAR)
について

2014年5月 1日

大動脈瘤とは、動脈壁の一部が脆弱化したことで発生する大動脈の膨らみで、治療しないまま放置すると生命に関わる破裂をきたす危険性があります。通常の大動脈の直径は2~4cmですが、これが1.5倍以上の直径まで拡張したものを大動脈瘤と呼びます。大動脈は部位により胸部大動脈と腹部大動脈に分けられ、その部位が拡張すると胸部大動脈瘤あるいは腹部大動脈瘤と呼ばれます。多くの場合、大動脈瘤には自覚症状がありません。治療法としては、従来から施行されている開胸もしくは開腹による人工血管置換術と、近年施行されるようになったステントグラフト内挿術(血管内治療)があります。今回はステントグラフト内挿術の概要についてご説明いたします。

ステントグラフトは人工血管(グラフト)と金属製の骨組み(ステンレス、ナイチノール)で構成され、これを鼠径部の小さな切開創から血管内に留置するのがステントグラフト内挿術です。ステントグラフトを留置する部位(=動脈瘤が存在する部位)により、胸部であればTEVAR(thoracic endovascular aortic repair)、腹部であればEVAR(endovascular aortic repair)と呼ばれます。動脈瘤自体は体内に残りますが、ステントグラフトを留置することにより動脈瘤内への血液流入を防ぐことで動脈瘤に血圧がかからなくなるため動脈瘤の破裂を防ぐことができます。胸部あるいは腹部を切開しないため全身への負担は極めて小さく、高齢者や併存疾患により従来の開胸もしくは開腹による人工血管置換術が困難な場合でも施術が可能です。約1週間の入院で治療が可能であり、術翌日から歩行可能・食事摂取可能となります。現在の問題点は、動脈瘤の位置および周囲の血管性状により施術不能な場合があること、長期成績が不明であること、が挙げられます。


胸部大動脈瘤


TEVAR術後


腹部大動脈瘤


EVAR術後

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