循環器内科

診療実績

診察実績

平成26年度年間診療実績

虚血性心疾患に関しては、外来でできる非侵襲的な冠動脈(心臓を栄養する血管)の評価法として、負荷心筋シンチ検査を434例、画像診断・放射線部門と協力して64列CT装置を利用した心臓CT検査も651例実施しています。

また侵襲的な検査・治療として心臓カテーテル検査(診断を含):504例を施行ししています。検査で冠動脈の狭窄が発見されれば、風船で狭窄部を拡張し、ステントと呼ばれる金属の筒を冠動脈内に留置する経皮的冠動脈カテーテルインターベンション(PCI)症例:260例で、その中には急性冠症候群症例(急性心筋梗塞と不安定狭心症合わせて138例・急性心筋梗塞84例)の患者の入院があります。

重症難治性潰瘍などの下肢虚血を含む閉塞性動脈硬化症に関してもカテーテルを利用した血管内治療を積極的に行っています。

重症難治性潰瘍などの下肢虚血を含む閉塞性動脈硬化症に関してもカテーテルを利用した血管内治療(34例)を積極的に行っています。

心臓の形態的な診断、心臓機能(心不全、弁膜症、心筋梗塞など)解析の目的で心臓超音波(エコー)検査は、4,735件/年を施行しています。経食道心エコー検査(食道から心臓を診る検査)は、20例/年を施行しています。

不整脈に関しては、徐脈に対して電気生理学的検査やペースメーカーの植込(新規・植替)を36例/年を施行しています。また約500例/年のホルター心電図検査を施行しています。

高血圧・高脂血症に関しては、ガイドラインに基づいた個々の患者さんに適した治療を行っています。

平成26年度の実績 (症例数)
検査・治療 件数
【生理学的検査】
運動負荷試験(トレッドミル) 521
ホルター心電図 414
経胸壁心エコー図(成人のみ) 4,735
経食道心エコー図 20
【急性心筋梗塞患者数】 97
【心臓カテーテル検査】
心臓カテーテル検査総数(診断造影とPCI含めて) 504
緊急PCI(急性冠症候群の治療) 138
待機的PCI 70
冠動脈カテーテル治療総数 208
【末梢血管カテーテル治療】
経皮的末梢血管形成術(PTA) 34
【不整脈関係】
ペースメーカー植込 36
電気生理学的検査 26
【非侵襲的冠動脈検査】
心臓核医学(RI)検査 434
心臓CT検査 632