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心筋梗塞とPCI/ステント治療

2010年4月 1日

急性心筋梗塞は心臓に栄養と酸素を補給している冠動脈が急に詰まりその先に血液が流れなくなることで心臓の筋肉が死んでしまう(壊死)病気で、死に至ることもあります。典型的な症状は30分以上続く胸痛です。同じ胸痛でも狭心症の場合は5-15分くらいで、胸痛の持続時間が急性心筋梗塞のひとつの目安になります。

心臓の筋肉には再生能力がないため、急性心筋梗塞の第1の治療は、詰まった冠動脈を再び開通させて(再潅流療法)、壊死を最小限にとどめることにあります。再開通は早ければ早いほど良く、急性心筋梗塞の治療のゴールデンタイム(心臓のダメージを少なくすることができる時間)は6時間と言われています。それを過ぎても12時間以内であれば、再開通することで意義があります。

WHOの調査では急性心筋梗塞による死亡例は、80%が24時間以内、その60%は病院到着前です。ちなみに専門施設のある病院到着後の死亡率は5-10%です。急性心筋梗塞の疑いがある時は、一刻も早く医療機関を受診する必要があります。

再開通させるためにはまず心臓カテーテル検査を施行し閉塞部位を確認します。心臓カテーテル検査は手や足の動脈からカテーテルという細い管を通して、心臓を栄養している冠動脈に到達させ、造影剤を流して冠動脈の状態を見る検査です。当院の様に心臓カテーテル室のある施設でのみ行うことができます。さらに狭窄、閉塞した冠動脈に対してガイドワイヤー(細い針金)やバルーン(風船)やステント(ステンレススチールの非常に薄い金網の筒のような補強具)を用いて再開通(PCI)を行います(図1、2)。必要に応じて閉塞部位にある血栓を吸引します。これらの治療による急性心筋梗塞患者例の再開通は100%に近い成功率です。

▲図1 バルーン血管形成術

▲図2 冠動脈ステント留置術

急性心筋梗塞あるいはその疑いで当院に搬送された患者さんには、心臓カテーテル検査を施行し、冠動脈の閉塞部位(図3)が発見されると、そこを風船で再開通した後、その部位にステントを留置します(図4)。

ステントは風船治療後の90%以上で使用されています。再閉塞を防ぐために抗血小板薬をしばらく併用します。こうした治療が行えるようになって再狭窄率は低下し治療成績は向上しています。さらに最近では、薬剤溶出性の新しいステント(DES)も開発され、再狭窄率は一段と改善しています。

右冠動脈

▲図3 急性心筋梗塞;右冠動脈の閉塞

▲図4 ステント留置後の冠動脈

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