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『消化管』を使うことの意味は?

2017年3月14日

『消化管』(特に小腸)は、人間の体の中で最も大きな免疫臓器であり、正常に機能していれば、全身の免疫系のおよそ60~70%は消化管が担っているといわれています。小腸や大腸などは、消化管に入ってきた食物(栄養)を自らの栄養源としていますので、消化管に食物(栄養)が入ってこないと、消化管の粘膜細胞が萎縮してしまい、正常な機能(消化吸収や免疫)を失ってしまいます。また、小腸の粘膜が萎縮することによって、消化管内の菌が体内に入り込み、感染症(bacterial(バクテリアル)translocation(トランスロケーション))を起こしてしまうこともあります。

"栄養"を摂取する場合、『経腸栄養』と『経静脈栄養』の大きく分けて2種類の栄養摂取方法があります。

『経腸栄養』には、「経口栄養」(口から食事を食べる)と「経管栄養」(経鼻胃管や胃ろう・腸ろうから栄養剤を注入)があり、『経静脈栄養』には、「末梢静脈栄養」(腕などの細い血管からの、薄い濃度の栄養輸液)と「中心静脈栄養」(鎖骨下静脈などの太い血管からの、濃度の濃い栄養輸液)があります。 『経静脈栄養』はどちらも直接血管に点滴を行いますが、経静脈栄養のみでは消化管を使用しないため、前述の通り消化管機能の低下を招く恐れがあります。また、血管に針を挿入すること自体が、感染症の原因にもなります。

そのため医療の現場では、特別な場合を除いて『経腸栄養』を第一選択としています。一番自然なのは経口栄養ですが、嚥下障害のある方など、口から食事が十分に摂取できない場合には、経鼻胃管や胃ろうなど、患者様・ご家族の意向も考慮しながら、適切な栄養摂取方法を選択しています。

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